−忘れられない人々− 

uk_bluesが選ぶ アーティスト best100

思いつくままに 書き出しているが、意外と100人って埋まらないものだ


アーティスト 個人的なコメント (一番好きな曲) ベスト盤はこれだ
エリック・クラプトン
(クリーム)
こういうコーナーを始めるとやはりこの人が一番先に浮かんでくる。ロックギ
タリストでは一番有名な人だろう。
今でも新作がどんどん出てくるのはすごい。けど、クリーム時代のクラプトン
がやっぱり一番。NHKのヤング・ミュージックシューでサイケペイントされた
SGをもってトーンコントロールなどの説明をしているクラプトンは本当にかっ
こよかった。ストラトに持ち替えてからは何だかギターが下手になったような
気がするのだが・・・・。ソロになってからはあまり熱心には聞いていない。近
年のLIVEではどうも同じようなフレーズばかり弾いていておもしろくない。も
うクリーム時代のようなアドリブは弾けないのだろうか。(スプーンフル/スタ
ジオバージョン)
レッド・ツェッペリン ロック界最大の巨人ってとこかな、やっぱり。ロックに興味を覚えた頃と、このレッド・ツェッペリンが登場するのとがちょうど同じ時期だったのは幸いだとしか言えない。1stの衝撃はすごかったね。後で考えると黒人ブルースの焼き直しにすぎなかったんだけど、4人の力量はさすがにたいしたもので、当時のNO.1ギタリストはなんと言ってもペイジだ。長髪によれよれのオーバーコートを着て、帽子をかぶりギターを弾く姿には憧れた。使っているギターがレスポールだったのと言うのもギブソン社にとってラッキーだった。きっと世界中でレスポールが馬鹿売れしたことだろう。我が日本ではギブソンなんてとんでもないということで、お得意のコピーモデルが氾濫することとなる。どれだけ本物に近づけるかを各社で競っていた時代。今ではオリジナルモデルしか作っていないあのYAMAHAもレスポールモデルを作っていたのだから。売れ筋はやはりグレコだった。僕自身が最初に買ったエレキもグレコのEG420というレスポールコピー。今でも持っている。大切にしているわけでもないけれど。さて、ツェッペリンだ。残念ながら5枚目の「聖なる館」までがピークで、あとは聞くたびに「うーん」とうなる作品ばかり。もっとはっきり言うと1枚目と2枚目だけでいい。ただし3枚目は一番好きな曲が入っているのではずしにくいが。去年だったか、衝撃のBBC LIVEと2枚組のDVDが出たが、久しぶりに興奮できるものだった。さすが。(貴女を愛し続けて)
ピンク・フロイド プログレの代表選手。わかりやすい曲調で日本にはフアンが多い。初期は「サイケデリック」を全面に押し出していたが、なんと言っても1970年の「原子心母」で人気は爆発した。タイトル曲はLPの片面全部を使った組曲。たしか23分ほどあったと思う。ロックというイメージで聞くと肩すかしもの。へんてこなコーラスが入ったり、耳慣れないブラスが入ったりと・・・はじめは取っつきにくい。しかし何度か聞くともう手放せなくなるほどの名盤だ。最初と終わりに出てくるチェロの奏でる主題の美しさは何ともいえないほど素晴らしい。有名な「狂気」は文句なしの最高傑作。ここまでやるか!というほどのものでプログレの入門には最適だ。そして続く「炎−あなたがここにいてほしい」がまた最高。「狂ったダイアモンド」で聞けるギルモアのストラトの音は「俺もストラト買おうかな」とみんなに思わせるほどの素晴らしい音色だ。(でぶでよろよろの太陽)
ニール・ヤング ああ、この人も好きだね。かなりの変人かも。今も活躍中の人だ。新作が出ると買わずにいられない人の一人。たぶん一番多く枚数持っている人かも。長い間幻の名盤と化していた「渚にて」もめでたくCD化され、無事入手。何といっても大学の時に買った「ハーベスト」は絶対に忘れられない1枚だ。「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」もいいんだけど、少しメロウすぎる。「ハーベスト」の持つ農場にいるような空気感がいい。(ウイークエンド)
ジェフ・ベック 3大ギタリストの中では圧倒的にうまい人だ。神戸に出てきたときにちょうど「ブロウバイブロウ」が発売されて当然すぐに買ったのだけれど、「うまいけど、なんかなあ・・・」と違和感があった。神懸かり的に上手でどうも親近感がなくなった。好きな時代は当然初期のJ・BECKグループ時代。R・スチュアートとの掛け合いはすごかったよね。なかでも「ブルース・デラックス」はぞくぞくもの。「ちよっと弾き過ぎとちがうの?」と言いたくなるほど、ギターが前面に出てしまっている。これがベックなのだ。ポール・ロジャースのお言葉「ロックギタリストには2種類ある。ジェフ・ベックとジェフ・ベック以外だ」・・・・かーっこいい!なるほど。(ブルース・デラックス)
ビートルズ 洋楽へと導いてくれたのはやっぱりビートルズだった。小4で転校して出会ったのがHとビートルズ。Hの家で聞かされた「ロックン・ロール・ミュージック」に大きな衝撃を受けた。それから40年以上がたった。ビートルズには熱心なマニアが多い。僕の場合はそれほど熱心な聞き手ではない。中には嫌いな曲も多いし。月並みだけれど、やはり「アビー・ロード」が最高だね。「シー・ケイム・スルー・ザ・バスルーム・ウインドウ」とポールが歌う瞬間が一番ぞくぞくする。60年代によくあんなすごいアルバムを作ったものだ。(ペニー・レイン)
アル・クーパー なんと言っても60年代後半から70年代初期の「ニューロック」の代表選手。この人の顔が=ロックだった時期があった。ディランのセッションに潜り込み演奏したキーボード。そしてブルームフィールドとのスーパーセッションにフィルモアの奇蹟、BST結成。輝かしいソロ活動・・・。決してうまいとは言えないボーカルに下手なギター。でも味がある。(マンズ・テンプテーション)
シカゴ 衝撃のデビュー2枚組。ほしかったねえ。でも当時でも3600円。なんと言っても1曲目の「イントロダクション」はかっこよかった。メンバーチェンジを繰り返して今も活躍している。しかし僕にとっては初期の3枚目までで十分。ヒットねらいのバラードを出すようになってからのシカゴはシカゴじゃないのだ。当時自分で買えたのは2作目の「シカゴと23の誓い」。これはよく聞いた。だからこその名盤かな。最大のヒット「長い夜」がFMでかかったときはもううれしくてたまらなかった。あの衝撃のギターソロに心が躍ったものだ。(約束の地へ)
サンタナ N・ヤングに匹敵するくらいアルバムはそろっている。なぜか分からないが、出てたら買っていたなあ。つまり初期の作品があまりにすごかったからそれを期待していたのだろう。高校の時に買ったのが2作目の「アブラクサス」。聞いた聞いた。ジャケットもかっこよかったし。あの粘り着くようなギターもよかった。2年ほど前、アブラクサスはCDで買い直し久しぶりに聞いたんだけど、やはりよかった。けれど、最高だと思えるのはやはりやはり「キャラバンサライ」だね。Hが先に買っていて、Hの下宿に遊びに行ったときに(1972年9月29日)初めて聞いてびっくりした。そのあと自分でもLPを買い、何年かたってからCDも買った。マイベストの5枚には入る傑作だ。ヒット曲はないし、派手な部分もない。けれど、アルバム全体にただよう躍動感がすばらしい。あっ、3作目も好きだね。何と言ったって「タブー」と「祭典」の2曲はかっこいい。ニール・ショーンの貢献度も高い。(タブー)
10 バニラ・ファッジ ドアーズ・クリーム、そしてこのバニラ・ファッジだ。アートロックの代表選手。1968年ごろだったかな。バニラ・ファッジは当時から大作主義で、そのアルバムジャケットもなかなか凝った物が多かった。しかし、少ない小遣いでは彼らのアルバムを買うことは出来なくて、リアルタイムでは1枚も買ったことはなかった。買えたのはご多分に漏れず、シングルを2枚だった。「ショット・ガン」と「思考」。当時、アートロックの代表ヒット曲としていやというほどラジオでかかった「キープ・ミー・ハンギング・オン」はそのはったりのきいた曲の構成が当時のロックをよく表現していると思う。何回聞いても「おっ、黙って!」と周りに言いたくなるような名曲だった。最近になって、CDで全アルバムがそろった。(サム・ベルベット・モーニング)
11 ブラック・サバス 1970年。高校生のときに友達と二人で何かレコードを買おうと店に入ってこれを選んだことを思い出す。買った店まで覚えているのだから記憶ってすごい。「ハンター」だ。でもそのとき友達の方が何を買ったかは全然覚えていない。さて、傑作の1枚目。これですべてだ。重たい。とにかく重たい。そしてアイオミの天才的なリフ。オージーの声。すべてがかっこいい。よく聞いた。その後、サバスはレコードをよく買った。かなりの枚数を持っていることになると思う。でも、やはり1枚目をしのぐものはなかった。(警告)
12 オールマン・B・B 好きなアーティストベスト10には入るお気に入り。もともとブリティッシュ指向だったのだが、クラプトンの影響でこのグループも聞き始めた。アメリカンロックはおおざっぱというイメージは吹き払われた。ブルースロックという言葉はこのグループのためにあるのだ。事故でメンバーを失い、それとともにパワーもなくなっていったが、未だに現役で活動しているから素晴らしい。G・オールマンの声がとても好きで、一時期ソロアルバムをよく買っていた。ベスト盤は「イート・ア・ピーチ」。定番の「フィルモア・ライブ」もあるが、リアルタイムで買って聞き狂っていたので、思い入れからこっちにした。ジャケットもまた素晴らしい。今でも新作が出ると気になる。(One Way Out)
13 ELP 最近特に個人的に再評価しているグループだ。ギターレスの3人組。どうしてもK・エマーソンのキーボードプレイが注目されるのだが、僕としてはキング・クリムゾンで素晴らしいボーカルをとっていたグレッグ・レイクが気になっていた。当時はあまりのめり込んだ記憶もない。しかし、「タルカス」と「展覧会の絵」には相当はまった。特に「タルカス」は今でも熊本の下通りにあったロック喫茶「ジロー」でいすに座り、コーヒーを飲みながらJBLのスピーカーで聞いた「音」が甦る。あんな大音量で聞けたらいいなあ。と、この文を書いていたら「展覧会の絵」が聞きたくなってしまった。LPを持ち出すのもなあ。ということで、CDを購入。今は1500円で手にはいるのだねえ。で、聞いてみたが・・・うーん、やっぱりすごい。(聖人)
14 イエス イエス・フロイド・クリムズン・ELP・・・とくればプログレ四天王。その中でフロイドの次に好きなのがこのイエスだ。初めて聞いたのは友達が買った「こわれもの」の中の「ラウンドアバウト」だったと思う。アコギのハーモニックスに始まる緊迫感のある演奏はいままでないものだった。こはまたちょっと変わったギタリストが登場したものだと感じた。ブルースの基盤が感じられないのだね。S・ハウって。のめり込んだのは「危機」だ。LPの片面を埋める組曲。そう、LPの片面で1曲というのが当時の流行だったんだ。大作でなければプログレにあらずってとこあったよなあ。その後しばらくは新作をLPでかい続けていたが、どうもぱっとしなくなってしまった。最後の傑作は「リレイヤー」だね。これはすごい。(燃える朝焼け)
15 ロッド・スチュアート 最近、回復してからはアメリカのスタンダードを歌っているロッドも、昔は本当にロッカーでかっこよかった。初期のジェフ・ベックのvoとしての存在感がやはり一番大きい。「ブルースデラックス」を聞いていると突然あのしわがれ声が出てくるんだけど、あれはやはり衝撃的だったね。そのあとフェイセスを経てソロ活動に入るわけだけれど、買ったのは「エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー」だけ。その1枚がまた強烈だった。当時の流行ロックには珍しくアコギのストロークを生かしたバックにのせて朗々と歌う「マギーメイ」は大ヒットした。 CD時代になってお手軽ってことでベスト盤を買った。ふつうのベスト盤とバラード集。そのバラード集がもう最高によかった。生涯手放せない1枚だ。
16 モンキーズ 最初に購入したLPがモンキーズの「スター・コレクター」だった。今と違ってなかなかレコードなんて買えない時代だったから大事に大事に何度も何度も繰り返し聞いた。おかげで自分とっての大名盤となってしまった。ビートルズに対抗してアメリカで作られたグループという評価が定着しているけれど、名曲が多い。
17 キング・クリムゾン あの1stの強烈なジャケットに惹かれてLPを買った人は多かったんじゃないかなあ。日本人好みの叙情派プログレっぽいところもあるし、人気が出て当然だった。個人的には1stよりも2枚目と3枚目が好きだな。「今」のクリムズンなんて聞いたことないけれど、どんな音をしているのだろう。興味はある。ということで最近2枚組ベストを買ったがやはり聞くのは初期のものばかり。
18 ジャクソン・ブラウン 深い・深すぎる。昔「ブラウン」という喫茶店があった。今でもあるのかなあ。その喫茶店、まさかと思うが、このジャクソン・ブラウンのブラウンなのだ。店内にはブラウンのレコードがいっぱい。BGMももちろんブラウン。初めて入ったときは感動した。シンガーソングライターとしてあまりにも有名な人。現役でばりばりに活躍している人だが、やはり昔の数枚が素晴らしい。深すぎて軽く聞けないんだな。プリテンダーは特に重い。けど好き。
19 10CC 誰でも知っている、ロックのベストアルバムには必ず入っている有名な「アイム・ノット・イン・ラブ」で知られている10CCだが、実は1stが一番すごいと言うことはあまり語られてはいないようだ。パロディ集といったものだが、これが実におもしろいのだ。
20 イーグルス 来るんだって。今度日本に。チケットはまだまだ余裕で残っているらしい。なんたって全国のドームでやるんだから、売り切ることは難しいだろう。大阪ドーム。行きたいな。けど、「一番好きなドン・フェルダーが脱退したと聞いてその気も半減した。残念。イーグルスの要だと思っていたのに。僕がイーグルスに注目したのはやはり1976年。デビューからもちろん知ってはいたけれど、軽いフォーク(カントリー)ロックだったのでイマイチだなあとおもっていた。ところが新譜を丸ごとFMで録音して聞いてみたら「あら、まあ・・・」とびっくり。今までと全然違うじゃん。エレキギターも多いし。そう「ホテルカリフォルニア」との出会いだった。最初聞いたときは「なに?これ?歌謡曲?」とあまりいい印象はなかった。それよりも他の楽曲に耳が奪われてしまったんだが、やはり何度聞いてもあそこのギターバトルはすごいね。史上最高の演奏だろう。よくもまああんなフレーズを思いつくもんだ。
21 ドアーズ ロックの歴史を語るときに欠かすことが出来ないグループだろう。しかし個人的にはまったく思い入れのない人たち。J・モリソンの顔・言動が気に入らなかった。というより理解できなかった。それでもかなりの曲数聞いてきた。ミーハーでお恥ずかしいが、初めて買ったのはシングル盤の「タッチ・ミー」。これは曲の良さに感激して何度も聞いた。うーん、じーんとくるよね。今でも。あと、「ハートに火をつけて」のオルガンなんかもすごいと思う。死んだもん勝ち!
22 ロキシー・ミュージック 大学生の頃1stが発売された。そう、「あの」ジャケットの。確かレコード店のサービスカードか何かがいっぱいになったので「もらった」LPだったと思う。これにははまったね。今まで聞いたことのない音がいつパイ出てくるし。何よりもフェリーの唄い方にはびっくりした。上手なんだか下手なんだか分からない。全曲が名曲。CD時代になって買い直したのも1stた゜け。でもなくなってまた買い直したほどの愛着盤だ。「アバロン」は名盤扱いされているがたいしたことはない。なんと言ってもこの1stだ。
23 エアロ・スミス

24 ローリング・ストーンズ

25 テンイヤーズ・アフター

26 マウンテン

27 ユーライア・ヒープ

28 キャメル

29 クイーン この夏、個人的事情で聞き狂ったクイーン。実はまあはっきり言ってそれほど思い入れがあるバンドではない。特に後期なんて「知らない」し。出会いは大学の時に買ったデビューアルバム。実は大学の時に買ったLPなんて、ほとんど「ZEPP」の後継者探しといってもよい。1枚目と2枚目に見られたブルースロックの発展系を期待していたのだ。QUEENのデビュー時もたしかZEPPの後継者的扱いだったと記憶している。それで買ったのだ。たぶん。しかし、聞いてみると「あらあら。なんだい、これは。」というもので、それでも何回も聞いたけど、たいしたことないなと言うのが印象。変にポップスで・・・。当時「ポップス」的な物は「敵」だったんだね。硬派のロックフアンとしては。それで次の「Uには目もくれなかったんだけど、これがいけなかった。あとで聞いてみると・・・・・衝撃的な作品集で買わなかったことを後々後悔した。あと適当に買って、それなりに楽しめた。しかし、代表作の「オペラ座の夜」を買ったのが今年2004年というのだから、あまりいいフアンじゃないね。それでも1991年にフレディの死亡記事が出たときには本当にびっくりした。追悼コンサートのDVDは今でも欲しいものの一つだ。今年の秋、100人のオーケストラ(?)でやるQUEENの編曲もぼちぼち終わる。使用曲は「WE WILL ROCK YOU」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」「愛という名の欲望」「ネバーモアー」「ブラッククイーンのマーチ」の全5曲。最後の曲に「ボヘミアン・ラプソディ」を入れるか「ショー・マスト・ゴー・オン」を入れるかぎりぎりまで迷った。しかし、僕にとってのクイーンは「U」であることを忘れないためにもあえて名曲「ブラッククイーンのマーチ」で閉めたいと思う。さてどうなるか。(ブラッククイーンのマーチ)
30 CCR

31 BST

32 レーナード・スキナード

33 GFR

34 サイモン&ガーファンクル

35 トラフィック

36 バーズ

37 マイケル・ブルームフィールド

38 ムーディ−・ブルース

39 ベンチャーズ

40 スティービー・レイヴォーン

41 鈴木 賢司

42 ドリーム・シアター

43 X JAPAN

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